自己研鑽のためのルーティンは早朝からするようにしている。
ルーティンは帰宅後でもよいのだけれども、帰宅時間が不定期なので習慣化するのに体が慣れない。
というのも脳外科は急患対応が日常であり、帰ろうとした頃に救急外来から急患の連絡が舞い込むなんてのはいつものこと。
妻には「○時には帰るよ!」「わかった、ご飯作っておくね!!」なんて連絡した後に「ごめん、急患きたわ」なんてよくあるやりとりだ。
つまり何時に仕事終わるかなどわからない。
ルーティンはやはり同じ時間に同じことをして習慣化するのが継続のコツである。
ということで自分はルーティンは早朝に行なっているため、朝5時に目覚ましをセットし、そこから活動を始めている。
コーヒーを飲めば、ブログの作成や論文抄読など頭を使う作業タイプなどはそれほど大変ではないけれど、ランニングや筋トレはなかなかにハード。
筋トレに関しては6,7年前から早朝トレーニングは習慣化されているが、年齢とともに徐々にしんどくなっている。
それでも決まった時間に自己研鑽を行うことは自己肯定感の向上になり、幸福度を高めている気がするのでなんとか継続している。
なお超重要な決断は朝に行うのが良いらしい。
夜の寝ているうちに勝手に脳みそが頭の記憶の整理をして、情報の整理整頓をしてくれているらしく、また人間は一日使える集中力のHPみたいなのがあって、朝は満タン状態なので何か大事なことを考えるのに朝の時間帯が適しているとのこと。
この本でわかりやすく書いてある。
まあ医者が信じる本としては軟派な感じがするかもしれないが、医療行為につながるものではないこういった情報はエンターテイメントとして読んでいる。
ただもう少し権威性の高い学者さんが書いた本(結局それも論文雑誌に掲載されているものではないので真実性は定かではないが)でも似たようなことが書いてあったりするので今の流行りの説なのかもしれない。
いろんなことが詳細に解明されてきている人体の臓器の中でも脳はわかっている情報がかなり少ないから、いろんな仮説的、都市伝説的な話が出やすい。
自分がよく感じるのは、自分の脳が脳の話を聞いて神秘性を感じているのが、脳同士が脳を研究しお互いに神秘性を感じている図が浮かんできてなんとなく滑稽さを感じる。
少し話がそれたが、そういうわけで朝のルーティンに頭を使う作業を持ってくるのは生産効率が高まるかもしれないということだ。
その他にも朝のルーティンに取り入れてよかったことものはあって、実際自分の力になったと実感したものを今後いくつか披露できればと思う。
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