ママさん看護師さん達

医師日記

私の職場の半分以上がママさん看護師さんだ。

今身籠もっている看護師さんもいる。

半分以上が一児以上の母なので、子供が急に熱を出して休むことも理解があるため子育てナースには働きやすい職場なのだという。

対して、一概には言えないだろうが、大学病院はママさんナースは非常に少ない印象だ。

師長クラスも独身を貫いているナースが多い。

なので、子育てしているナースに対する理解が少なく、大学病院の勤務を継続する場合は子作りしにくいのかもしれない。

そもそも独身 or 子供がすでに独立したナースしか大学病院に勤務できないのではないだろうか。

私の職場はそういうわけで子育て中のナースも働きやすく、子育てについてや家事、はたまた旦那のことについての愚痴など幅広い家庭の話題が病棟内でもたらされ、井戸端会議が開かれ溜まったガス抜きが行われているようだ。

しかしその内容が非常に参考になるものなので、電子カルテを書きながら耳をそば立てて聞いている。

たとえばこの病院に附属した保育園があり、その入園のため審査やお金、勤務時間に対するお迎えの優遇など、嫁と悩んでいた共働き時の保育園の送り迎えについてなどヒントを得ることができた。

それ以外にも旦那さんがすべき家事、子育てしている嫁にかけてあげるべき言葉など子育てを協力して行なっていく上で旦那(男性)が見逃しやすい重要なポイントなども学ぶことができた。

しかしこんなすぐにそばに相談できる相手がたくさんいる僥倖に、左遷され今の病院にいるとはいえ、自分の悪運に感謝した。

私の妻も子育てにたくさん悩むことが多いだろう。

こういうふうに相談できる相手がいれば心底心強いかもしれない。

そう言った意味でも子育て中でも社会に出てたくさんの人と交わる機会を妻も共有できたら良いと思う。

そのためには私は0歳児から受け入れてくれる保育園に積極的に預けたいと思う。

0歳児から預けるか預けないかは、保育園側の条件に加えて、それを親が許容できるかできないからしい。

たしかに0歳児から親元から離すのは心苦しいかもしれない。

なので週に1,2回だけ保育園に預けて、その時は私が送り迎えしてその日は妻の自由時間にして気分転換させてあげたい。

働きに出るのもよし、友達とお茶しに行くのでもよし、とにかく子供から目を離せる環境を作ってあげたい。

それは、子供にとっても悪いことではないようだ。

私は息抜きでyoutubeを見てジャンクな情報を取り入れ、論文など小難しい情報だけで脳を逼迫させないようにしているのだが、ひろゆきさんや成田悠輔さんの切り抜き動画が息抜きにちょうどよい。

ジャンクと言っても全くつまらない情報ではなく、自分にもそこそこためになる内容である気がするからだ。

とくにひろゆきさんは子育て世代に対しても、そのキレ良いコメントでバッサバッサと世の不条理について薙ぎ払っている。

切り抜きコメントを見ながらでも参考になるのだが

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この本を1,2日かけて読む方が切り抜きをひとつひとつ確認するよりも効率的だった。

まあ正直、それってひろゆきさんの感想ですよね、っていう内容も多いのだが、なるほどなと感じる部分もまた多い。

ひろゆきさんとしては共働きするために保育園に預けてしまうのはかえって教育的観点からはコスパが悪いのだという。

それは子供が親元から話されると非認知能力が下がってしまう傾向になるというのだ。

非認知能力とは「われわれがまだ能力として認知できていないもの」を指すようだ。

たとえばIQや学力テストなど数値化できるものがある一方で、物事に対する考え方、取り組む姿勢、行動など、日常生活や社会活動において重要な影響を及ぼす能力のことらしい。

往々にして社会的成功者として認められている人たちはこの非認知能力が長けているのだという。

なので、社会的成功を収めてほしいと、たくさんの塾、予備校代、英会話スクールなどにお金をかけるために共働きで稼いで、そのために保育園に預けっぱなしになるのは本末転倒というだという主張だ。

しかし子供を保育園に預けるのが反対というわけではないらしい。

小さいうちからたくさんの大人に触れて親以外にも大人がいることを認知させることは社会性を高める上で大事なことらしい。

となると、ひろゆきさんがそう結論づけたわけではないが、この週1,2回だけ保育園にあずけるということは全てにおいてwin-winなのではないだろうか。

我ながらよい落とし所をみつけたと勝手に自負している。

よし今日も偉大なママさんナース達にご指導ご鞭撻賜り、このたどり着いた計画をブラッシュアップしていこう。

30代後半の医師、専門は脳神経外科。医局の出世レースから早々に弾き出され、田舎の病院でシコシコ診療をこなしていた。つい最近結婚して、ほぼ同時期に妻の妊娠が発覚した。毎日同じような診療をこなすことしか能がない医師が、ついに子育てという超一大事業に立ち向かうことになった。スーパードクターとは程遠い平凡な医師が幸せ家族計画を立ち上げてさまざまなことに挑戦している奮闘記ブログ。

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