先日、里帰り出産中の妻の入院先で赤ちゃんと初対面を果たした。
入院中は赤ちゃんと直接触れ合うことはできないきまりだったが、その日が退院日だったので早速抱っこさせてもらった。
めっちゃ可愛い。。。
赤ちゃんをあまり可愛いと思ったことがなく、子供も苦手なタイプだったが、初めて我が子を抱っこして心から可愛いと思った。
時折見せる顔が可愛かったり、変顔に見えたり、思ったより赤ちゃんは表情豊かで、思わずニヤニヤしたり時には涙腺を緩ませている自分がいた。
しばらく妻との会話や赤ちゃんとのふれあいを楽しんだあと、妻とご両親と赤ん坊は迎えに来てくれた義父の車で実家に向かった。
しかし私は1人病院に残されることになった。
私は妻の実家に行くとなにかと緊張するだろうし、義理の母も婿を迎えられるように片付けないといけないという相互の利益を考えて、私は実家近くのゲスト旅館に泊まることになった。
妻の実家の地域は周囲が海に囲まれていることもあり、空いた時間に適当な堤防に向かって釣りを楽しんだ。
脳外科で働き出してから、釣りする機会など一年に1回あるかないかだが、今回釣りの機会まで得ることができた。
昼でもメバルが堤防からポコポコ釣れた。
夜釣りしたらとんでもない釣果が予想される。
翌日、義母に実家の玄関から妻の部屋のルートまでは片付けしていただけたとのことで、ご実家に上がる許可が降りた。
妻のご実家はさすが繁盛している開業医のおうちで田舎とはいえ広大な土地に立派な家が建てられ、広すぎるゆえに義母が1人で片付けるのは一苦労であることが予想された。
客人を迎え入れるのが大変であることは仕方ないと思った。
なお妻は昨日は2、3時間おきに起きておむつを交換したり、母乳をあげたり、あかちゃんが泣く度に起きているとのこと。
改めて子育ての大変さを目の当たりにした。
しかし妻は赤ちゃんの愛おしさ、母性が爆発しており、現段階では子育てを楽しんでいるが、実家から私たちの居住地に戻ってきたら、自分でやらなければならないことが増えるため、疲労感も増えるはずだ。
一刻も早く私もオムツの交換やミルクやりを習得し、また妻の負担を軽減するため家事はなるべく減らせるようにしないいけないと覚悟を決めた。
義母の計らいで「赤ちゃんは見といてあげるから2人でご飯食べておいで」と言っていただき、久々に妻と2人きりで昼ごはんを食べに行った。
うどんですごく有名な地域でご実家から歩いていける距離のうどん屋さんだったが、うどんもつゆもびっくりするくらい最高においしかった。
最高の旅となり、正直妻の実家近くに住みたいくらいで帰りたくなくなってしまったが、そういうわけにも当然行かないので、後ろ髪引かれながらも昼ごはん後、妻の実家をあとにした。
別れる際の我が子の泣き顔をみて、空港に向かう途中何度も涙ぐんだ。
しかし最高の二日間だった。
今日のこの連続26時間になる労働も多少は緩和されるというものだ。
さて、これから外傷が来るようだ。
この辺で終わりにしよう。
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