住友、積水、ダイワ、とそれぞれのハウスメーカーとの打ち合わせもだいぶ進んできた。
今までおうちづくりの勉強せず打ち合わせに挑んだことを反省に活かして、仕事の隙間時間を全てお勉強にあてた。
きちんと知識武装して各社と話し合いを進めた。
頭でっかちになっているせいもあって、おそらく各社の営業マンが疎ましく思うほど、質問攻めした。
今回はハウスメーカーを決めるまでの中間報告となる。
スタンスを崩さない営業、高級豪華な住友林業
会社のスタンスというより営業マンのスタイルの違いなのだろうが、住友林業はあくまで姿勢を崩さなかった。
知識武装した私のやや疎ましく思われるそうな質問に対して、なんとなくあいまいな返答するのみだった。
しかし決して営業マンの能力が低いというわけではなく、営業マンが持っている知識やノウハウについて学ぶことができ、以降のおうちづくりの重要な知識となった。
そして、打ち合わせの体制は営業マン一人➕設計士の二人体制であり、しかし打ち合わせの半分以上は営業マン一人だった。
基本的に図面提案は設計士というより主に営業マンがしていくという感じだ。
これについては、のちに知ったことだが、住宅業界のほとんどは営業マンが図面を描き、その図面を建築士が問題ないかチェックする体制なのだそうだ。
建築士というのは営業マンが描いた建物が構造上問題ないかどうかチェックする程度らしい。
それが担当営業マンによって家の出来が違う大きな要因のひとつなのだ。
経験の浅い営業マンにあたることがいかにやばいか。
しかし今回担当していただいた営業マンは明らかに支店エースといった感じで、外見や話し振りからもオーラが醸し出されていた。
今後記事にするが、住友林業が提案した3Dパースはそれは見事なものだった。
ちなみに請負契約してから建物が完成するまでには一年半程度かかるかもしれないとのことだった。
他社のハウスメーカーと比べて住友林業が一番時間をかけて建築する印象だ。
ハウスメーカーの性質上は完成してようやく利益経常できる業態なのに、さすが高級ハウスメーカー住友林業は顧客の回転数を求めず上質なものを時間をかけて作るスタンスだ。
時間がかかる要因で、とくに印象的だったのは、外構に使用される木も営業マンと実際に見にいって決めるそうだ。
高級ハウスメーカーといえど、ここまで丁寧に作り込む意気込みをみせたのは住友林業のみである。
「先生、ぜひうちと契約して木を見に行きましょう!」
こんなこといわれたら施主の魂に火を灯されてしまう。
そしてどこよりもthe 豪華!特に木が目立つ内装、外装提案であり、オシャレさが際立っていた。
手厚いおもてなしと提案力で攻める積水ハウス
さきほどの住友林業とは違って、人手を使うことを惜しまないスタンス。
営業マン二人➕設計士スタンス。
営業マン二人いるので、片方が娘の相手、もう片方が打ち合わせ、図面は設計士からの提案となった。
娘を見ていてくれるのはありがたい。
打ち合わせに集中できる。
しかしその間営業マンの方はベビーカーを何十周もすることになるのだが。
すみません、でも助かります!
ちなみに先ほどの住宅業界は営業マンが図面を描くのが一般的だと言ったが、積水ハウスは設計士が図面を描き提案するスタンスだ。
そしてここで営業マンの一人が人手を惜しまない典型として、この設計士にチーフアーキテクトを選定した。
チーフアーキテクトとは社内に3000人弱いる一級建築士のなかで上位8%という会社独自の厳しい試験と会社や顧客の評価を通過した一部の設計士に与えられる称号だ。
この制度は積水ハウス独自のもので、他社からも一目置かれる制度のようだ。
そしてさらに今回、チーフアーキテクトのなかでもさらに当該地域を管轄するトップ設計士が担当してくださるとのこと。
今回の担当営業マンはSUUMOカウンターでも契約ランキングで表彰されるほどの名営業マンで、しかもこのトップチーフアーキテクトと同期とのことで召喚できる関係性だったようだ。
マカロニオ氏の動画でも解説されていたが、優秀な営業マンに優秀な人材が集まると言っていたが、まさに、と感じる。
そしてこの設計士の提案力が凄まじかった。
間取りの考えは他社と一線を画しており、もはやなぜそんな考えが思い浮かぶのか、話を聞いている間、目から鱗、晴天の霹靂。
ただ家を大きくするのではなく、合理的に無駄のないダイエットさせた間取りにしたのにもかかわらず、ところどころに余白を持たせた設計。
無駄を省きながらもゆとりのある矛盾を内包しながら、合理的な間取りであった。
チーフアーキテクトの前では自分の付け焼き刃の勉強など全く意味をなしてなかった。
断熱性能と災害対策の充実を理詰めする頭脳派営業のダイワハウス
大手ハウスメーカーの耐震性能はどれも秀逸であり、それぞれの工法にあった耐震技術を採用しているため、甲乙はつけがたい。
どの大手ハウスメーカーも耐震等級3であり、耐震性能では差がつかない。
ちなみに耐震等級3というのは最高等級であり、消防署や警察署とおなじようだ。
耐震等級以上に最近は断熱等級に改定が話題だ。
断熱等級は2022年10月に改定されてから最高等級7になっている。
それまでは断熱等級4までが最高だったので、耐熱等級4であれば、最高品質だった。
ところが改定後、耐熱等級4では不十分と言われたいる。
住宅業界では最低断熱等級5は必要と言われており、耐熱等級4で十分と聞かされていたそれまでの施主はそっぽ向かれた形になる。
なお断熱等級を高くするには断熱材を家中満遍なく覆い、その断熱材も分厚くする必要がある。
断熱等級7にしようとするなら断熱材で覆えなくなる窓の部分を極力少なく小さくする必要があり、それはまるで堅牢な牢獄のような家になってしまうということだ。
しかしダイワハウスは窓を小さくすることを限りなく少なくすることができる。
ある程度大開口を取りながらも十分断熱等級を維持できるのだ。
それはダイワハウスの断熱材と厚さが関与し、ダイワハウスのノウハウをかねて可能になっているようだ。
デザインと断熱性能を究極までに突き詰めながらも折衷案を出せるのはダイワハウスならでは。
また災害対策もすごい。
太陽光➕蓄電池➕エネファームの組み合わせで電気の需要と供給を自家で行う仕組みでの停電時などの災害対策は他社でも設定はあるが、ダイワハウスは貯水タンクを地下に設けて、水の面でも災害対策をしている。
断水にも耐えられる家づくりを目指しているのだ。
これら性能を頭に叩き込んだ、脳みそバカでか営業マンに滔々と説明を受ける。
災害に強く、デザインも突き詰められるダイワハウス。
ダイワハウスこそ最強と現時点では感じていた。
中間報告では断熱性能や災害対策の面や営業マンの人当たりの良さからダイワが一番候補になった。
中間報告のまとめ
違いがわかりにくいという大手ハウスメーカー。
確かに話を聞いてみると、やろうと思えば住友林業風の積水、ダイワ、また逆もしかり、結局できないデザインなど提案さえしてしまえばできてしまう。
それは災害対策や発電、蓄電でも同じだ。
そんな印象を正直受けた。
しかし、勉強すればするほど、それは間違いに気づく。
これは自分で勉強して打ち合わせしていかないと気づかないレベルだ。
同じ金額レベルなのに隣の方がなんだかオシャレ。
こんなことは日常茶飯事らしい。
これは営業マン、設計士のリテラシーによるものらしいが、それを選ぶ我々顧客側の責任もある。
十分な勉強と知識で、違いを見極める。
これが肝要だ。
次回は、どのハウスメーカーになったのか、その決め手ついても紹介したい。
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