新型ランドクルーザー 70購入

ファミリーキャンプ
公式サイトより

ランドクルーザーとは

ついにランクル70の再再販が昨年11月29日に発表となった。

ランドクルーザーの名はあまり車に興味がなくても、その名を聞いたことある人が多いのではないだろうか。

どんな悪路でもその高い走破性で進むことができるこの車は世界中に愛好家がいることで知られている。

「いかなる環境下であっても生きて帰って来れる車」としてインフラの進んでいない発展途上国や荒野を横断する必要がある広大な土地を有する国で愛され、何十万キロの走行距離を経てもいまだ現役として活躍している車が多いという。

インフラが整備されている日本でも、その雄々しい姿に惚れ込んだたくさんの愛好家がいる。

今ランドクルーザーはシリーズ化され、ラグジュアリー路線とオフロード路線に大きく分かれている。

出典:TOYOTA

再再販されたランクル70はオフロード路線になるわけだが、30年以上モデルチェンジされていなかったこのモデルがついにフルモデルチェンジとなった。

ランドクルーザー70

ランクル70は1984年に初めて世に出てから、日本以外の各国ではずっと販売が続いていた超ロングセラーモデルなのだ。

今でも信頼できるワークホースとして活躍し続けている。

ゆえに世界各国でこのフルモデルチェンジが話題となり、すでに海外に向けた出荷は進んでいる。

そして去年11月29日、ようやく日本の市場に回ることが決定した。

なるべく変えない、変えるなら最小限に、変えたなら前回の性能を超える

このコンセプトをもとに新しく開発されたランクル70は、色濃く先代のDNAを受け継がれた。

レトロで無骨で内装もシンプルすぎるものだが、車の性能自体は安全装備も含めて近代化されており、車の評論家からも

「外観は旧車(のような見た目)で、中身は近代化して欲しいという要望は多いが、そのお手本のような車」

と評されており、人気が爆発している。

インフラが進んだ日本では市場に回る台数がなんとも少ないが、全国のランドクルーザーオーナーや新規参入者、一部転売ヤーから注文希望が殺到した。

しかし2年半の間(初期ロット)の生産台数はすでに決められており、これを月換算すると毎月の生産台数が200-300台であり、これが全国の販売店に割り当てするとこの二年半で2,3台しか出回らない計算になるとのことだった。

ゆえに契約は抽選、ひどい場合はKINTOのサブスクのみで契約可能になるなど、購入契約できなかった人たちの阿鼻叫喚でネット上が騒然としている。

スローガンである「なるべく変えない、変えるなら最小限に、変えたなら前回の性能を超える」という文言が「なるべく買えない、買えるなら最小限に、買えても金額を上げる」と揶揄されるほど。

しかし話によるとすでにオーストラリア向けの生産ラインはいっぱいで、受注ストップしているとのことで、日本だけでなく世界的に品数不足ということだ。

そして結論、私は購入することができた。

たまたま現勤務先がTOYOTAディーラーと懇意にしており、現勤務先の職員がTOYOTA車を購入する場合はかなり昔からそのディーラーを通じて購入していたようだ。

もちろん健全な関係とのことで、癒着などはないとのこと。(そもそも病院が欲しい機材はTOYOTAにあるわけないので、癒着などしようにもできない)

早速ディーラー担当者が来院して、私と商談し、抽選や購入条件に縛りはなく契約することができた。

今TOYOTAの車種はどれも人気で世界的な需要に追いつかず、転売(盗難)対象車になっていることが多いようだ。

ランクルは特に高値で取引されることもあり、TOYOTA側も転売対策として1年以上乗ることを条件とした誓約書にサインさせることもあるようで、それどころか先ほど述べたようにKINTOや残クレじゃないと契約できないなどの縛りを設けるディーラーもあるとか。

そもそも抽選に当たることも稀で、2年半先の国内向け生産台数も決定しており、2年半は少なくともレア車になるとのことだ。

ワークホースとして使うような車がレア車になるとは馬鹿げた話のようにも感じるが、とりあえず私は購入できるようだ。

しかも1月納車になるとのこと。

去年12月納車も可能だったようだが、あまりにも早すぎて駐車場の確保やセキュリティー対策も追いついてなかったので、今月にしてもらったくらいだ。

かくしてこの誉高き非難の対象車のオーナーとなった。

購入目的

最近のSUV、クロカンはめちゃくちゃラグジュアリーでスタイリッシュだ。

ラグジュアリー路線のランクル、ランクル200に当時は乗っていたが、牛革を使用した贅沢なシートに座り高い視座で、巨体をものともしない大出力の自然吸気V8エンジンで走れば、高級シルクで仕立てた空飛ぶ絨毯に乗ったような感覚だった。

以前の愛車はランドクルーザー 200 70周年記念モデル bruno cross まさにこの色

今義父からお借りしているVOLVOの高級SUVに普段乗っているが、乗り心地の重厚感や優雅さはランクル200には敵わない。

6年所有し、全走行距離6万キロというランクルでいえばもはや慣らしにもなっていないレベルだが、一切の故障もなかった。

本当に素晴らしい車だった。

しかしアウトドアとしての立ち位置としては微妙だった。

黒で汚れや傷が目立つため、どうしてもアウトドアでの使用は躊躇された。

ラグジュアリーカーは汚れると一気にみすぼらしくなる。

傷もあると余計にダサい。

だから私の場合はアウトドアで使うことはほとんどしなかった。

砂漠をラグジュアリーに走りこなすという、石油王の暇つぶしの足としては有能かもしれないが、ここ日本だとただの好きものが乗る、使用用途が不明確な車でもあった。

それに対してワークホースの立ち位置の車であるランクル70はどんどん使い倒して年を経て味が出るような車だ。

アウトドアの良きカッコ良い相棒として私の生涯の友になるだろう。

前のモデルのランクル70は低年式高走行距離であっても、むしろワークホースとしてのかっこよさから200-300万で売買されている。

大事に乗れば資産価値としても残るかもしれない。

娘が成人し、車の免許を取ったら、娘のアウトドアの相棒として、そして資産としてこの車を譲ろうと思う。

カスタム

まだ発売してから時期が短く、カスタム用品は少ない。

しかし以前のランクル70モデルのカスタム用品とも互換性があるかもしれない。

ランクルカスタム店に相談するつもりだ。

まず欲しいのはカーサイドタープだ。

ARB公式サイトより

カスタム用品の名門、ARB社のこのサイドタープ。

めちゃくちゃカッコ良い。

あとこのフロントガード。

これつければオフロード車感が出る。

こういったものをどんどんつけて、漢の車に仕上げていきたい。

徐々にカスタムしていくので、それについてもご紹介できたらと思う。

最後に

もともとアウトドアに使えるけども、エンジンやコンピュータは最新装備を積んだクロカンが欲しかっただけに、今回のランクル70の新型発表はついに来た!って感じだ。

購入希望者が思ったよりもかなり多い印象で、まさか抽選になるような事態になるとは思わなかったが、無事購入できたのは少年の頃からランドクルーザーに憧れていたことが縁を結びつけてくれたのだと思う。

これからランクルライフを心から楽しみにしている。

30代後半の医師、専門は脳神経外科。医局の出世レースから早々に弾き出され、田舎の病院でシコシコ診療をこなしていた。つい最近結婚して、ほぼ同時期に妻の妊娠が発覚した。毎日同じような診療をこなすことしか能がない医師が、ついに子育てという超一大事業に立ち向かうことになった。スーパードクターとは程遠い平凡な医師が幸せ家族計画を立ち上げてさまざまなことに挑戦している奮闘記ブログ。

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