新型ランドクルーザー70納車から今まで

ランドクルーザー70

納車の儀

ナビ、ETC、ドラレコ、いずれも他社のものをディーラーに搬入し取り付けてもらった。

販売員が元整備士で、その場に私がいなくても取り付け方、取り付け場所に最適解を見つけ出しかなり丁寧に取り付けてくれた。

販売員にしては珍しく、トヨタの純正ではなく他社の製品を嘘偽りなくおすすめしてくださり、またその取り付けもここまで丁寧に施工をしてくれたことに感謝。

ちなみにNaviはアルパイン BIG X 11 DVDメカレス(1DIN)でドラレコはなんと4方向を捉えることができるVANTRUE Nexus 5最新鋭モデルだ。

このドラレコは駐車監視モードが備わっており、4方向カメラなのでドアパンチくらったら速攻作動して記録してくれる優れものだ。

しかしこれら納車の余韻に浸るまもなく、セキュリティーがこの車はアナログ(普通の物理キー)なのでカーセキュリティー取り付けのためカーセキュリティーの会社に納車後即入院。

短いドライブを楽しんだ後、惜しむように一時的な別れを告げた。

カーセキュリティー

車の盗難は後を絶たない。

CANインベーダーとなる盗難グッズで数分で鍵を解除し、車に乗りそのまま去ってしまう。

とはいえランクル70は物理的な鍵しかないので、より原始的な解錠方法であるピッキングで盗まれてしまうが。

当然カーセキュリティーはマストになる。

一言にカーセキュリティーといっても、ハンドルロックみたいな数千円でできるものから、カーセキュリティー専門店でつけてもらうような異常を感知したら警報を発報するセキュリティーを10万円以上を払って取り付けるようなものまである。

今回はカーセキュリティー専門店でセキュリティーを装着してもらった。

車に直接装着するカーセキュリティの製品はいくつかあるが、今のところ最高品質と呼び声が高いのはアメリカ発カーセキュリティーで最も老舗と言われるクリフォード、もしくは我が日本発、日本品質保証のパンテーラだろう。

ただどちらも最高のものをつけるとなると40万近くしてしまう。

結論、お願いすることに決めたカーセキュリティプロショップがどちらを得意としているかで判断するべきだと思う。

なぜならどちらもセキュリティー能力の高さも変わらず、むしろカーセキュリティープロショップの技術力に左右されるからだ。

あとはクリフォード、パンテーラを迷う前に、納車後に直接搬入できるようなプロショップ側に都合のよい空き枠があるかどうかだ。

今回カーセキュリティープロショップとして一番有名と言っても良いのではないかと思われるミラージュ東京に納車1ヶ月前に連絡したが、施工可能は来年の夏からだとのこと。

その前に盗まれてしまうわ!

さすが超有名店。

いくつかお店を検討した結果、今回は千葉県我孫子市にあるZingerに取り付けを依頼した。

結論、ここにしてよかった。

長く経営されている思えないようなおしゃれな内装で、人柄の素晴らしい社長が丁寧に説明し、確かな技術力で驚きの精度でインストールしてくれる。

今回装着したのはクリフォード880Jというフラッグシップモデルだけに製品そもそもが高く、その装着の技術料も上がってしまうため、そのほかオプションを合わせて40万近くしたが、納得の価格だ。

それだけの性能であり、インストール後の車両実演があったがあまりの精度で全く盗難される気がしなかった。

恐れていた誤報も限りなく防いでくれており、所有していて盗難や盗難周辺ストレスがまったくなくなった。

しかも生涯にわたりアフターフォローしてくれるようで、これで40万は長く乗れば乗るほどリーズナブルな価格になる。

いざ出陣 運転レビュー

カーセキュリティープロショップを出て、早速職場まで運転。

職場まで下道で40kmある。

舗装された道路でもボコボコ路面の感触を拾う。

止まっていてもディーゼルでブルブル車内は震える。

以前乗っていたランクル200とは全く違う乗り味だ。

高級感は全くない。

車両本体価格500万近くの一般的な高級車とは程遠い内装と乗り心地。

でも

これがいい!!

頑丈さ、防御力に全振りされているからこそ何十年もガンガンに使いこなせる車なのだ。

それは運転シートからひしひしと伝わり、しばらく鳴りを潜めた私の男の子の感情をグッと鷲掴みされた。

運転していてとにかく楽しい。

ぼーっとしていたら前の車に取り残されて、だいぶ車間が離れてしまうが、最新鋭の車ならばそれが嫌で前列と同じように詰めて走るが、不思議とこの車はそんな気分にはならない。

まあ、いいや、ゆったりいこうぜ

そんな気持ちにさせてくれる不思議な車だ。

決して遅いわけではなく、アクセルを踏んでターボを効かせば、今までの動きはなんだったんだと思うくらいスムーズな加速を見せてくれる。

制動力の非常に高いトラックのような車と思ってもらって構わない。

ただハンドリングはシビアだ。

コントロールは完全に運転者に委ねられる。

なのでカーブは細かく調整し、曲がり終わったあとはちゃんとセンターにハンドルを戻して、振り切りすぎないように注意する必要がある。

また内輪差が大きい。

つまり最小回転半径が大きい。

要は小回りが効かない。

なんならランクル200よりもUターンやバックの駐車が厳しい。

敷地が小さい駐車場に入ったら出られないなんてこともあるだろう。

幅自体は1870mmなので、まあ今の国産車ではよくある車体幅ではあるが高さ1920mmもあり、かつ最小回転半径が大きいことを念頭に置かないと天井や横っ腹を擦ってしまうだろう。

サイズ感の割に都心では扱いにくいと思われる。

なので経済的に許されるのであれば、この車は2台目として扱うのがベターかもしれない。

特筆すべき積載量

積載量も目を見張るものがある

ボルボXC60ではキャンプグッズでパンパンだった荷室がランクルに詰め替えるとこんなに余裕がある。

これならば釣り道具も詰め込んでおいて、好きなタイミングでアウトドアを楽しめる。

まさに動く大人のおもちゃ箱だ。

今後は荷室に簡易ベットを設けて、ベット or 上下を分ける敷居として内装を変更させていくつもりだ。

意外とチャイルドシートがはまりにくい。

ISOFIXに対応するが、後席が意外と狭いこの車はコンパクトタイプでないと積むのが大変だ。

注意が必要。

今後はもっとキャンピング使用に

オートバックスのゴードンミラーは品質も良く、かっこいいアウトドアグッズがたくさんある。

とりあえずシートカバーを被せたが、運転席や助手席のヘッドレストが大きいため入りきらない。

しかし品質は丈夫で色合いも車に合っていて、これ以外にもキャリーケースやルーフキャリアの留め具などもはんばいしているため随時取り揃えていく予定だ。

今後はキャンピング使用にカスタムをする。

先日FLEXドリーム調布店にお邪魔し、カスタムの相談をした。

まずサイドオーニングの取り付けを検討している。

まだ球数が少ない希少車なので部品が販売されておらず、発売待ちしているとのこと。

カスタムグッズが出たら随時連絡をもらえるようにお願いした。

燃費

なんとこの車は軽油が130L入れることができる。

最初電子マネーで支払いをしようとしたが、電子マネーで支払える上限が1万円が上限らしく、全部入れ切ることができなかった。

あとで調べたら130Lも入るとのこと。

すごい。

今の所下道メインで6-7km/Lで推移しているが、高速に乗ったら8km/Lくらいにはなった。

まさにレジャーでお出かけの時しか使用しなければ10km/Lまで燃費は伸びるかもしれない。

まさに大陸横断用の車なのだ。

正直他の4WD車に比べれば燃費が良いと思う。

※ただし今はオンロード使用なのでFR 2駆動だが

今のところの結論

防御力と積載に全振りしたアナログ車というイメージ。

これくらいの価格帯ならばもっと乗りごごちの良い最新装備の車が購入できる。

すべての価値を頑丈さと積載に費やした漢の車が欲しければ購入しても問題ないと思う。

居住空間が意外と狭いこと、また良くも悪くも普通の乗り心地であることを覚悟しなければならないが。

ただし見た目はもんだいなくカッコ良い。

妻も初めてランクル70を見た時はものすごく興奮していた。

よじ登って乗車する感じは、妻にとってみれば座面が高くワクワクするとのことだ。

奥さんの性格にもよるが、アウトドア嫌いでなければきっと受け入れてもらえると思う。

ただやはり名義が自分であることは必要な気がする。

つまりサブスクや残クレはリスクだ。

やはり万人受けする車では決してないと感じたからだ。

要はダメだと思ったら、購入1年したら売却する選択肢を持っておく必要がある。

購入1年後というのは、今トヨタは購入後1年以内に売却すると契約違反として出禁になる可能性があるということと、まだ購入後1年経過なら買った値段で、もしくはそれ以上で売却できるかもしれないからだ。

やはりその選択肢を残しておいて初めて購入に踏み切った方が無難な車と言える。

しかし総じて趣味のための車として所有するならば購入して間違いない。

これほどアウトドアが似合う車はないだろう。

キャンプや釣り、スノーボードなど外向けのレジャーが好きな人は購入してよいと思う。

まだまだ購入するには生産が追いついていないが、限定生産ではないためいずれ市場に出回るだろう。

ランクル70は1984年発売されてからずっと生産され続けた往年の名車なだけに、今後も唯一無二の車として存在し続けるだろうから。

30代後半の医師、専門は脳神経外科。医局の出世レースから早々に弾き出され、田舎の病院でシコシコ診療をこなしていた。つい最近結婚して、ほぼ同時期に妻の妊娠が発覚した。毎日同じような診療をこなすことしか能がない医師が、ついに子育てという超一大事業に立ち向かうことになった。スーパードクターとは程遠い平凡な医師が幸せ家族計画を立ち上げてさまざまなことに挑戦している奮闘記ブログ。

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